自己の天分を発揮する①
Release: 2022/04/05 Update: 2022/04/05
自己の天分を発揮する①
自己の天分を発揮するということですが、この天分の発揮ということは、実は単に自分のことだけを考えていたんでは、真実にはできないことであります。すなわち人間のの天分というものは、単に自分本位の立場でこれを発揮しようとする程度では、十分なことはできないものであります。【56】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
教授の言うように、一人ひとりに固有のものが与えられているというのはそうなんでしょう。
それは、どんな人にでもあてはめられることであると思います。
どんなに問題があろうとも親は子供に対しては責任があるだろうし、経営者でも上司でもアルバイトでも固有のするべきことがあるということは考えなければいけないことだと思います。
何事もある極めようと考えれば、誰かの役には立つものです。
そういうことを考えるか考えないかで違ってくるのは当然のことですね。
今目の前の仕事をどう考えやるかにかかっているのでしょうね。
関連コンテンツ
人の話は一番前で聞け 念のために、ついでにちょっと申しておきますが、人の話を聞くときは、後の方で聞くと、どうしても批判的になりやすいのです。(中略)これに反して、一番前の席で聞くのは信受の態度です。そ…
実践して分かること 廊下の紙屑というものは、それを見つけた人が拾ってやるまで、いつまでそこに待っているものです。もっともこれは、紙屑を拾うように努めている人だけが知っていることなんですが。このように世…
偉大なる教育者 真に教育者の名値するような人々は、超凡の大志を抱きながら、色々と世間的な事情によって、それを実現するによしない立場に立たされた人傑が、現実的にはそれを断念すると共に、そうしても自分の志…
生命を楽しむ 私達が、自分の生命に対して、真に深い愛惜の念を持ち得ないのは、自分の周囲に無数の人々の生死を見ていながら、しかもそれをわが身の上に思い返さないからです。さらに一歩すすめて申せば、わが身が…
人は真に自分を鍛え上げるには、現在の自分の当面している仕事に対して、その仕事の価値いかんを問わず、とにかく全力を挙げてこれにあたり、一気にこれを仕上げるという態度が大切です。そしてこの際肝要なことは、…