これがよい|7月19日のことです
Release: 2019/07/19 Update: 2019/07/19
これがよい
ある家庭の実話である。半年くらい前、ある事情から家屋敷を他人にゆずった。家人たちも悲しみにとざされた。
かくして幾日かのもだえの後、「これがよいのだ」と思い至った主人は、一家の人たちにこれを語った。それからである。「お米がない」とお母さんが言い出すと、「がよいのですよ」と娘さんがいう。こうして、一家は、日に月に明るくなった。
「百難に効果てきめんの”がよい”の標語を、一家で独占するのは、もったいないようです」と、にこにこしながら夫人は語った。
7月19日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
これがよい。
何か問題があってもこれがよい。
ポジティブなことは意識して行わないといけませんね。
ネガティブなことは勝手に溢れ出てきます。
それが人の本能のようなものなんでしょうがそれに囚われていると幸せではありません。
がよい。
大事なことを改めて教わりました。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
国民の敬の高峰 千古の国土に悠久の古より住み、国をなし文化をなした日本民族、その一貫不変の連続相は何か、国土、これは他民族に取って代わられたことが無い。 民族としての思想は、独立自守、日出づる国として…
悪銭は苦しみの素 たとえばここに、法をくぐって私利を得たとする、その時は得をしたように思う。そうした利益は、その人を幸福にしたように笑みかける。しかしやがては、きばをむき出してその人に反抗し、その人を…
和のもとは愛 自然は調和の姿である。宇宙は大和の相である。春の華、夏の栄え、秋の実、冬の充実、一つとして和の姿でないものはない。 愛和は本と末、原因と結果の関係が愛によって和を得た相。和のもとは愛であ…
神様に会計を任せる ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性…
我が身を引きうける 何か不都合が起こったとき、それは自分が悪いのである。 苦しいときには自分が間違っていたのであり、人が苦しむときも己が至らないからであると、一切を己の責めに取る。骨、我が身に引きうけ…