株式会社 ニムリス【公式】 >
ブログ >
孫子・呉子 >
凡そ兵を用うるの法、馳者千駟(ちしゃせんし)、革車千乗(かくしゃせんじょう)、帯甲十万(たいこうじゅうまん)、千里(せんり)に糧を饋(おく)れば、(作戦)|1月12日
凡そ兵を用うるの法、馳者千駟(ちしゃせんし)、革車千乗(かくしゃせんじょう)、帯甲十万(たいこうじゅうまん)、千里(せんり)に糧を饋(おく)れば、(作戦)|1月12日
Release: 2020/01/12 Update: 2020/01/18
凡そ兵を用うるの法、馳者千駟(ちしゃせんし)、革車千乗(かくしゃせんじょう)、帯甲十万(たいこうじゅうまん)、千里(せんり)に糧を饋(おく)れば、(作戦)
凡用兵之法、馳者千駟、革車千乗、帯甲十万、千里饋糧、(則内外之費、賓客之用、膠漆之材、、車甲之奉、日費之奉。然後十万之師挙矣。)
「およそ戦争ともなれば、戦車千台、輸送車千台、兵士十万を動員して、千里のかなたに糧秣輸送するとして、(国の内外の経費、外交使節の接待、軍需物資、車輛や武器などの供給で一日に千金もの費用がかかる。こうして始めて十万の大軍を動かずことができるのだ)」
戦争には大金がかかるから、長びかせてはいけないと説く。かっこ内は、則ち内外の費、賓客の用、膠漆(こうしつ)の材、車甲の奉、日に千金を費やす。然る後に十万の師挙がるかな。と訓ずる。
1月12日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
関連コンテンツ
これを策(はか)りて得失の計を知り、これを作(おこ)して動静の理を知り、これを形して死生の地を知り、 策之而知得失之計、 作之而知動静之理、 形之而知死生之地、.(角之而知有余不足之処。) 「戦闘にさ…
敵撃つべきを知り、吾が卒の以て撃つべきを知りて、(地形) 知敵之可撃、知吾卒之可以撃、(而不知地形之不可以戦、勝之半也。) 「敵に勝つ自信があり、味方は勝てるだけの実力を持っていると認識していたとして…
是(こ)の故に、馬を方べ輪を埋むるもの未だ恃(たの)むに足らざるなり。勇を斉えて一の若くするは、(九地) 是故、方馬埋輪、未足恃也。斉勇若一、(政之道也。剛柔皆得、地之埋也。) 「こういうわけで、戦闘…
兵怒りて相迎え、久しくして合せず、又相去らざるは、必ず謹みてこれを察せよ。(行軍) 兵怒而相迎、久而不合、又不相去、必謹察之。 「敵軍が怒りにたけって攻め寄せて来ながら、これを迎え撃つと、あまり戦意が…
衢地(くち)には則ち交じりを合わす。(九地) 衢地則合交。 「衢地にあっては、外交交渉に力を入れ、他国と友好を結ぶべきである」”衢地”とは、交通の要衝で、各国の勢力が浸透し合っている地域である。このよ…