大宇宙の中心|1月3日のことです。
Release: 2019/01/03 Update: 2019/01/03
大宇宙の中心
常に吸うてやまぬ空気、受けてあまぬからぬ日光、仰いでくまもなき大空、讃歎して及ぶことなき星‥‥‥。
一つとして我がものでないものはない。
かくして、物質に対する無限の愛は拡充して天地の愛にひろがり、人に対するおやみなき敬はひろく深く至って、ついに神に仏に、永遠無辺の大宇宙の本体に達する。宇宙すでに我である。
悠久の古より永遠の未来につづきに続いて限りなきこの時間の中に四方八方、前後無限に存在する大宇宙に存在する大宇宙の中心こそ、粟粒に譬うべき己自身である。
1月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
大宇宙とか言われるとちょっと宗教っぽい感じがしますが、論語や孟子でいうところの天ということなんでしょうね。
自然とあるこの空気や太陽などすべてが奇跡のようにある星に住んでいる。
自分のその奇跡の一部なのですからひとつかけても成り立たないかもしれない。
今の時間を大事にしなければなりませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
喜んで税金を納める 喜んで税金を納める人の事業がますます栄え、税を恐れビクビクしたり、いやいやながら納めたり、なるべく納めまいとしたり、期限をおくらせたりする、そうしたけちついた、しみったれた心では、…
人の本性 平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。 心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。 苦し…
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ…
奇跡とは 人が真心をうちこめて進んで喜んで全力を傾けた時、ことに純情の人が高い目的のために心を一つにして命がけの働きを集めた時、思いもよらぬケタはずれの見事な結果が現われる。これを、人間は「奇跡」とい…
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…