天下の通義|3月18日のことです。

天下の通義
心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる。人を治めらるる者は人を食ひ、人を治むる者は人に食はる。天下の通義なり。(滕文公上四章)
こころをろうするものはひとをおさめ、ちからをろうするものはひとをおさめらる。ひとにおさめらるるものはひとをやしない、ひとをおさむるものはひとにやしなわる。てんかのつうぎなり。(とうぶんこうかみよんしょう)
【訳】
精神をつかう者は人の上に立って人を治め、肉体をつかう者は人に治められる。人に治められる者は(ものを生産して)治める人を養い、人を治める者は下の人々から養われる(代わりに、政治に従事して、その人々を治める)。これが天下に通用する道理である。
〇松陰は、「農工商を三宝と呼び、一つも欠くことはできない」と記している。
3月18日の孟子一日一言です。
どの仕事も大切な仕事です。
仕事に差別はありませんね。
どの仕事も社会に必要だからあるわけですから。
人から支持されないものは自然に淘汰されていきます。
これからの将来は何か淘汰されていくのでしょう。
そんなことも考えなければ時間は実に早く進みます。
今日も一日がんばります。