上礼なく下学なければ|4月18日のことです。
Release: 2018/04/19 Update: 2018/04/19
上礼なく下学なければ
上礼なく下学なければ、賊民興りて喪ぶること日なけん。(離婁上首章)
かみれいなくしもがくなければ、ぞくみんおこりてほろぶることひなけん。(りろうかみしゅしょう)
【訳】
上の者に礼儀がなく、下の者に学問がなく道義を知らなければ、暴民の氾濫が起こり、国家はたちまちにして滅亡するであろう。
4月18日、孟子一日一言です。
会社も学校も同じですね。
上にたって教える人に礼儀がなく、下の人が道徳心がなければうまくはいきません。
根本は家庭、家にあるように感じます。
反省ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
健康の朝光(あさかげ) 真に正しい事とは、まず己が救われ、それと一しょに人がすくわれることでなくてはならぬ。 明朗こそ、まず己が救われるともしびであり、己のかかげたこの燈火で、人もまた救われる。そして…
まことに、人の優越があるのではない、上下尊卑があるのではない。またその能力にも、技芸にも、甲乙があり品評されるようなものではない。 人がその正常心にあって、その全に生き、その満に働くとき、その人は常に…
世俗的な雑事の重圧を切り抜けられるかーそれは原則的には実に簡単明瞭であります。それは「すぐにその場で片づける」ということであり、「即刻、その場で処理して溜めておかない」ということこそ最上の秘訣であって…
苗則ち槁れぬ 宋人其の苗の長ぜざるを閔へて之れを椻ける者あり。茫々然として帰り其の(家)人に謂つて曰く、今日病れぬ。予れ苗を助けて長ぜしめたりと。其の子趨りて往きて之れを視れば苗則ち槁れぬ。天下の苗を…
三十年を生き抜く 道元禅師は「某は坐禅を三十年余りしたにすぎない」と言うておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実…