天地に唯一つの存在|6月6日のことです。
Release: 2019/06/06 Update: 2019/06/06
天地に唯一つの存在
存在は絶対である。という意味は、天にも地にも唯一つ、昔にも今にも唯一つの存在である。それは、ここに、こうしてある己自身である、「我」という絶対存在である。この唯一絶対不二の我に気づいたとき、己の存在の意味と、価値と、さらにその妙味に、三歎せざるを得ない。或いは永遠に思うて嘆息する。しかしその主は、己自身である。
ここにひるがえって、己自身を顧みて、この由来と、この行末と、この即今の生の姿を見るとき、何といういみじき我であろう。
6月6日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
「我」の存在に向き合わなければなりませんね。
自分自身をかえりみて、自問自答してみる。
存在自体が両親のおかげ、生きていることが世の中のおかげ。
自分は生かされてることに気がつきます。
しっかりと自分と向き合う時間をつくることも大切なことですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
行きづまりは岐れ路 行きづまりに出あいました時が、芸能の成るか成らぬかの岐れ路です。と同時に、新しい境地に進む一歩手前なのです。 掴んだ境地に満足していたら、進歩の見こみはないのです。一たん進み得た境…
明日は必ずくる 一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐ…
人生の主役 人の生命を神にうけているが、一度生まれれば、各々の自性をうけて自由となる。この自由は、舞台における俳優の自由である。 人生は演劇である。劇作家、監督、演出、それはただ一人でかねていて、到ら…
苦しみは慈愛のムチ その人は重い胸の病にかかって、永年病床に呻吟していた。 ある日、病床に目覚めてこう思った。「自分はこれまでずいぶん我がままであった。両親をはじめ人様に、ずいぶん迷惑をかけた。もし私…
尊卑と順序 同権であり、同じ力ではらいてこそ、夫婦のむずびは、いよいよかたくなる。もし、一方が弱いとすれば、結んでも切れてしまう。合一してゼロとなる場合、「+」と「-」の絶対値は常に等しくなくてはなら…