山巓に立って分かること
Release: 2022/12/27 Update: 2022/12/27
山巓に立って分かること
人間は、どの下り坂をとるかということは、山巓に立って初めて分かるものです。諸君らに、私のこの言葉が何を意味するか分かりますか。むろん今は分からんでしょうが、もし諸君らにして、今後二十年精進を怠らなかったら、必ずや分かる時が来ましょう。【141】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
確実に下り坂に突入ということは実感している部分です。
それは目とか白髪とかそういう大人的な部分の体の衰えというか老化現象から感じる部分です。
まぁたいして登ってもいないのに下り出しているわけですからどうにもならんわけです。
感覚的にはちょっと上り下るちょっと上り下るという感じかもしれません。
精進ということ気づいたのもすでに下ってからなのですから始末が悪い。
若い時にこういう感覚になれたらとか思いますがこれもまた最善の中で起きているだということです。
とにかくやれるだけやりましょう。
関連コンテンツ
自分の道を切り開く 上級学校へ行ける人は、大いに行くがよろしいが、上級学校へ行けないからと言って、決して失望は無用です。いわんや落胆をやです。さらにいわんや、自暴自棄に陥るにおいてをやです。人間の真の…
弾力のある人間になる 諸君も今から気をつけて、弾力のある人間にならねば駄目です。ところで弾力のある人間になる最初の着手点は、何と言ってもまず読書でしょう。ですから、若いうちから努めて良書を読むことです…
人生の歩み方② 同時にこの二十歳から四十歳までの二十年間の準備いかんが、その人の後半生の活動を左右すると言ってよいでしょう。それはいわば花火の玉を作るようなもので、どんな花火が出るかは、まったくその準…
真の志① 真の志とは、自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を導き、自己を激励するものでなければならぬのです。【296】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブロ…
二種に苦労人 同じく苦労しながらも、その人の平生の心がけのいかんによって、そこにはまったく相反する結果が現れるということです。すなわち一方には、苦労したために人間の甘さとお目出たさはなくなったが、同時…