心に作れば|4月13日のことです。

其の心に作れば其の事に害あり。其の事に作れば其の政に害あり。聖人復た起るも吾が言を易へじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう)
そのこころにおこればそのことにがいあり。そのことにおこればそのまつりごとにがいあり。せいじんまたおこるもわがげんをかえじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう)
【訳】
心の中に(よこしまな考えが)生まれると、その人の行うことに弊害があらわれてくる。行うことに弊害があらわれるようになると、その政治に害が及ぶようになる。このことは、たとえ聖人が再びこの世に出て来られたとしても、きっと是認してくださるであろう。
〇松陰は「『心に作る』とは初一念(最初に心に深くもった思い)のことである。人間は初一念が大切である」と記している。
孟子一日一言、4月13日の言葉です。
初心を忘れていくことがよこしまな考えにもつながるのでしょうね。
どうして今自分がこのことを行っているのかという初心が時間の経過とともに薄れることはあります。
物事を行うときには必ず最初の気持ちがあります。
強い信念で初心忘れずが大事ですね。
今日も一日がんばります。








