栄・辱|2月15日のことです。
Release: 2019/02/15 Update: 2019/02/15
栄・辱
仁なれば則ち栄え、不仁なれば則ち辱しめらる。(公孫丑上四章)
じんなればすなわちさかえ、ふじんなればすなわちはずかしめらる。(こうそんいかみよんしょう)
【訳】
仁徳を治めてさえいれば必ず栄える。悪いことばかりしていれば必ず他者から辱めを受ける。
2月15日の孟子一日一言の言葉です。
仁のないことは結局自分に返ってくるんでしょうね。
当然といえば当然かもしれません。
他人は自分の鏡でしかないのですから。
あの人やだな~という感情も結局は自分の感情でしかないですし。
思いやりをもって接すると自分の心が豊かになりますね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…
聖人は百世の師なり 聖人は百世の師なり。(中略)而るを況や之れに親炙する者に於てをや。(尽心下十五章) せいじんはひゃくせいのしなり。(中略)しかるやいわにゃこれにしんしゃするものにおいてや。(じんし…
能者之に従ふ 羿は拙射の為めに其の彀率を変せず。君子は引きて発せず、躍如たり。中道にして立ち、能者之に従ふ。(尽心上四十一章) げいはせっしゃのためにそのこうりつをへんせず。くんしはひきてはっせず、や…
郷党は歯に如くはなし。(公孫丑下二章) きょうとうはしにしくはなし。(こうそんちゅうげにしょう) 【訳】 世間では重ねた年齢が最も尊ばれる。 〇松陰は、「孟子」の「三尊(爵位・年齢・道徳)」に関して、…
心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる。人を治めらるる者は人を食ひ、人を治むる者は人に食はる。天下の通義なり。(滕文公上四章) こころをろうするものはひとをおさめ、ちからをろうするものはひ…