清き時間|1月17日のことです。
Release: 2019/01/17 Update: 2019/01/17
清き時間
その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。
そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。
他にない時、またとない所、そしてそれだけが与えられた自分の仕事という時、その仕事に無上の愛情がわいてくる。
人間は、仕事をもっている事がどれほど喜びであるか。これはうかうかしているものには、わからぬことである。
ちょうど、空気の中にいるものには、それがわからぬと同じであろう。
丸山敏雄一日一話、1月17日の言葉です。
どんな時間も大切な時間ですね。
うっかりしてる暇はないのですが有効活用できていないと思います。
目の前のこと、先のことどちらも大切なものです。
そんなことを考えられるのも仕事をさせていただいているから考えられることです。
健康な体に感謝して、今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
一日に二回揮毫(きごう)する 起床・洗面の後、東天を拝し、おもむろに筆硯(ひっけん)に対して正坐揮毫(せいざきごう)の三十分間、また就寝前の一時間、全く一日の労を忘じて机に向かい、左に古人の法帖を開き…
秋亳(しゅうごう)を挙ぐるも多力と為さず。日月(じつげつ)を見るも明目と為さず。雷霆(らいてい)を聞くも恥耳(そうじ)と為さず。(軍形) 挙秋毫不為多力。見日月不為明目、聞雷霆不為聴耳。 「毛の先を手…
仁は天の尊爵なり 夫れ仁は天の尊爵なり。人は安宅なり。之れを禦むることなくして不仁なるは、是れ不智なり。(公孫丑上七章) それじんはてんのそんしゃくなり。ひとのあんたくなり。これをとどむることなくして…
前に備うれば則ち後寡く、後ろに備うれば則ち前寡く、左に備うれば則ち右寡く、(虚実) 備前則後寡、備後則前寡、備左則右寡、(備右則左寡、無所不備、則無所不寡。寡者備人者也、衆者使人備己者也。) 「前に備…
其の疾きこと風の如く、 其の徐かなること林の如く 侵掠すること火の如く、 故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、(不動如山、難知如陰、動如雷霆。) 「疾風のように行動し、林のように静まりかえり、燃えさかる火…