目下の人に対する心得
Release: 2022/09/23 Update: 2022/09/23
目下の人に対する心得
目下の人に対する心得の一つとして、目下の人だからといって、言葉遣いをぞんざいにしないように。ーーということでしょう。これはうっかりすると気付きにくい点ですが、大体人間の人柄というものは、その人が目下の人に対する場合の態度、とくにその言葉遣いによって分かるものであります。【224】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
この言葉遣いという点に気を付けなければいけません。
考えるより先に言葉が出てしまうような場合があります。
ほとんどの場合は怒りが多い。
特に仕事の場合においては、目下の人のミスというものがあります。
その時の自分の感情がどうなっているのかを客観的に考えなくてはいけません。
笑ってごまかすというような場面もあります。
そういった場合も目上に立つものは言葉遣いに細心の注意をもっていかねばなりません。
失敗したその経験をしっかりと次回に生かすこと。
これが一番重要項目です。
関連コンテンツ
学校のみにたよらず なるほど学校には、学校独特の長所のあることは申すまでもありません。しかしながら、人は決して学校だけで完成されるものではないのです。人間としての深みや味わいは、学校のみにたよらず、常…
導きの光 そもそも人間界のことというものは、一人の人間が自己に与えられた職責に対して、真に深く撤していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考になり、その導きの光となる…
魂の必然 敬うとは、自分より優れたものの一切を受け入れてこれを吸収し、その一切を奪いとって、ついにはこれを打ち越えようとする強力な魂の、必然的な現れと言ってもよいでしょう。【484】 #修身教授録一日…
長の心得 人の長たる者としては単に自分の一人が誠実というだけでなく、 多くの人々を容れるだけの度量の広さとともに、 さらに、一旦、事が起こった場合には、 身をもって部下をかばうだけの一片の侠気ともいう…
親切を受ける 人の親切に対しては、いい気になって甘えたりして、もたれてはいけないが、さりとてむげにこれを退けるのも本当ではない。そこで人様の親切は、ありがたくお受けするということが大切でしょう。ところ…