禹は四海を以て壑と為す|9月26日のことです。

Release: 2018/09/26 Update: 2018/09/26
禹は四海を以て壑と為す
禹は四海を以て壑と為す。今吾子は隣国を以て壑と為す。(告子下十一章)
うはしかいをもってがくとなす。いまごしはりんごくをもってがくとなす。(こくししもじゅういっしょう)
【訳】
禹は四方の海を谷として、そこに水を流し込んだ。今の君(白圭)は隣国を谷として、そこに水を流し込んだだけである。
〇松陰は、「白圭の治水法は間違っている。天下の人々に恩恵をもたらしたいという禹の治水法と比較することさえできない。問題は治水問題だけではない。昔、水戸の桑原幾太郎が、我が日本国を(藩単位ではなく)一つの国家として考えるべきであるといった時、私は立ち上がり、それまでの自分の考え違いを詫びたことがある。自己の利だけではなく全体の利を考えるべきとの点で主旨は同じである」と記している。
9月26日、孟子一日一言の言葉です。
全体を考えるということも大事なことですね。
まして治水となると自分のとこだけやってもだめなのは当然です。
困難、苦境があると全体が大事だとわかりますが普段からも考えなければいけませんね。
今日も一日がんばります。
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