苟も善を好めば|9月29日のことです。
Release: 2018/09/29 Update: 2018/09/29
苟も善を好めば
夫れ苟も善を好めば、則ち四海の内、皆将に千里を軽んじて来り、之れに告ぐるに善を以てせんとす。(告子下十三章)
それいやしくもぜんをこのめば、すなわちしかいのうち、みなまさにせんりをかろんじてきたり、これにつぐるにぜんをもってせんとす。(こくししもさんしょう)
【訳】
(政治をとる者が)仮にもよいことを好む人物であれば、天下の人物が千里の道さえ遠いとも思わずやって来て、喜んでよいことをすすめてくれるであろう。
善を好む政治家にはよい人物が遠くからでもやってくる。
そしてさらに良いこと進めてくる。
善を好んで他者の受け入れる。
旭川の政治もそろそろ変わってほしいと思いますね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
意を以て志を逆ふ 詩を説く者は、文を以て辞を害せず、辞を以て志を害せず、意を以て志を逆ふ。是れ之れを得たりと為す。(万章上四章) しをとくものは、ぶんをもってじをがいせず、じをもってこころざしをがいせ…
親を親しみて 親を親しみて民を仁し、民を仁して物を愛す。(尽心上四十五章) 【訳】 まず親族に心から親しみ、その心を推し広げて人民に仁をほどこし、人民に仁ををほどこした後、物を愛するのが正しいあり方で…
去・徙 罪なくして士を殺さば則ち大夫を以て去るべく、罪なくして民を戮せば則ち士以て徙るべし。(離婁下四章) つみなくしてしをころさばすなわちたいふもってさるべく、つみなくしてたみをりくせばすなわちしも…
善を好む 善を好む。(告子下十三章) ぜんをこのむ。(こくししもじゅうさんしょう) 【訳】 (孟子の弟子の楽正子は)善を好む人間である。 〇松陰は、「『善を好む』ということは、政治をとる人が座右の銘と…
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということは、もの…