優れた師②共に道を歩む
Release: 2022/09/03 Update: 2022/09/03
優れた師②共に道を歩む
優れた師匠というものは、常にその門弟の人々を、共に道を歩むものとして扱って、決して相手を見下すということをしないものであります。
ただ同じ道を、数歩遅れてくる者という考えが、その根本にあるだけです。ですから、自分一人が山の頂上に腰を下ろして、あとから登ってくる者たちを眼下に見下して、「何を一体ぐずぐずしているのか」というような態度ではないのです。【141】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
人生を多少なりとも変えてくれる人と出会う。
そういう縁を大事にするためには積極的にならなければなりませんね。
教授は、絶対的なタイミングで出会うべき人には必ず逢えるといいます。
自分の考え方は年によっても変わるし、読む本によって変わったり様々です。
今の自分の現状を多少なりとも変えていこうと力強く思うということもまた大切だと思います。
日々自分自身と葛藤している人がいい。
現状に満足している人はおもしろくないですね。
1日1mmの成長を目指していきたいものです。
関連コンテンツ
宗教・哲学の役割 自分の情熱を深めていくには、一体どうしたらよういかというに、それはやはり偉人の伝記を読むとか、あるいは優れた芸術品に接することが、大きな力になることでしょう。そしてそれを浄化するには…
人間は井戸のようなもの 人間の力にはそれぞれ限度があるとも言えますが、同時にまた側面からは、再現がないとも言えるのです。 それはちょうど井戸水みたいなもので、なるほど一方には、水のよく出る井戸もあれば…
酔生夢死の徒 人間が志を立てるということは、いわばローソクに火を点ずるようなものです。ローソクは、火を点けられて初めて火を放つものです。同様にまた人間は、その志を立てて初めてその人の真価が現れるのです…
真の読書 真の読書というものは、自分の内心の已むにやまれぬよう要求から、ちょうど飢えたものが食を求め、渇した者が水を求めるようにであってこそ、初めてその書物の価値を十分に吸収することができる。【107…
理論を真の力に高める そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の…