思いやりの心
Release: 2022/05/16 Update: 2022/05/16
思いやりの心
思いやりの心というものは、人間の本性として、元来何人にも具っているはずですが、しかしそれをおおうているものがありますから、努力してそれを取り除かなければならぬのです。【230】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
仁の心は誰でも持っている。
わかっているのにやらないとうことがあるということでしょうね。
それは勇気の問題なのか、何なのでしょうね。
実際、目下の人に対する態度ということを教授は話しているわけですが、これは実に難しいバランス感覚も必要になってくると感じます。
甘やかしてもいけなく、また威厳がまったくないのも違う。
思いやりということも深く考えてみると難しい問題ですね。
関連コンテンツ
人を敬う 世間では、人を敬うということは、つまらないことで、それは意気地のない人間のすることででもあるかのように、考えられるようですが、これは大間違いです。それというのも、自分の貧寒なことに気付かない…
己を正しく保つ 謙遜ということは、わが身を慎んで己れを正しく保つということが、その根本精神をなすのであります。つまりいかなる相手に対しても、常に相手との正しい関係において、自己を取り失わぬことです。す…
死に際は修養の結晶 人間も死に際が悪いと、その人の一生を台なしにしますが、しかし死に際のいかんは、その人の生涯を貫く心の修養の結晶であり、その結実と言ってよいでしょう。それ故お互い人間は、平素から常に…
苦労の用② 焼き芋は、火が通らないとふっくり焼けない。人間も苦労しないとあくが抜けません。【134】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 苦労というと大変と感…
人間は職業に対する報謝として、後進のために実践記録を残すこと。この世への報謝として「自伝」を書くこと。そして余生を奉仕に生きることーこの三つは、人間としての最低の基本線でどうしてもこれだけはやり抜かね…