忍の極致
忍の極致
ある一人のお弟子が、梅岩先生に「忍ということの極致はどいうものでしょう」とお尋ねしたところ、梅岩先生答えて曰く「忍は忍なきに至ってよしとす」と言われております。すなわち忍耐の理想は「やれ我慢する」のやれ忍耐する」のという意識がなくなって、それが何でもない、至極当たり前になるのが理想だと言われたのです。
これは、いかにもそれに相違ないですナ。実に千古の名言と言うべきでしょう。【396】
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忍耐という徳目一つとっても卒業出来ないというのは納得ですよね。
感情の爆発をいかにして抑えることが出来るのかというのは実に興味深いところですね。
様々に後悔、失敗をしないと簡単にはここを学ぼうという気持ちにならないかもしれませんが、心がどう動くのかということに注力しないいけませんね。
アンガーマネジメントでは6秒待てなんていうことを習った気もしますが感情というものは爆発することがあるものです。
忍耐を会得したなんてことを口にするようではいけないと思います。
終わりなき人間の思考の考察を生涯を通して考えることは楽しいです。
日によって響く言葉が違うというのもまたいいです。
今日は忍耐の日にします。