仕事の意義を知る
Release: 2022/04/26 Update: 2022/04/26
仕事の意義を知る
自分のなすべき仕事の意味をよく知り、その意義の大きなことがよく分かった、仕事は次つぎと果たしていかれるはずであって、そこにこそ、人間としての真の修養があるとも言えましょう。否、極言すれば、人生の意義などといっても、結局はこの点を離れては空となるのではないでしょうか。また実にそこまで深く会得するのでなければ、仕事を真にとどこおりなく処理していくことは、できまいと思うのです。【176】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分の今やるべき仕事をしっかりとやることが修養である。
何事も意義、意味などを感じてやることは大切なことだといえるでしょうね。
本質とは何かということを思い出しました。
人それぞれに時間は平等でありますが中身はそれぞれに違う。
それを深さというのでしょうね。
今をどう感じながら生きるのか。
仕事をどう感じながらやるのか。
なかなか苦労だとか苦難などがないとあたり前に過ぎがちですね。
何事も本質とか意義を考える状態を保ちたいものです。
関連コンテンツ
生死一如 われわれは、自己の生に徹することによって生を超えると共に、そこにおのずから死をも超える道が開かれてくるのであります。かくして人生を真に徹して生きる人には、生死はついに一貫となり、さらに一如と…
プラスの裏にマイナスあり 人間は、順調ということは、表面上からはいかにも結構なようですが、実はそれだけ人間が、お目出たくなりつつあるわけです。すると表面のプラスに対して、裏面にちゃんとマイナスがくっつ…
後半生を何に捧げるか 人間は自分の後半生を、どこに向って捧ぐべきかという問題を、改めて深く考え直さねばならぬ。その意味において私は、もう一度深く先人の足跡に顧みて、その偉大な魂の前に首を垂れなければな…
精神の死 人間も、読書をしなくなったらそれは死に瀕した病人が、もはや食欲がなくなったのと同じで、なるほど肉体は生きていても、精神はすでに死んでいる証拠です。ところが人々の多くは、この点が分からないよう…
三十年を生き抜く 道元禅師は「某は坐禅を三十年余りしたにすぎない」と言うておられますが、これは考えてみれば、実に大した言葉だと思うのです。本当に人生を生き抜くこと三十年に及ぶということは、人間として実…