性欲の問題②
Release: 2022/07/12 Update: 2022/07/12
性欲の問題②
すなわち人間の力、人間の偉大さというものは、その旺盛な性欲を、常に自己の意志的統一のもとに制御しつつ生きるところから、生まれてくると言ってもようでしょう。かくして初めてそこに人間としての真の内面的な弾力を生ずるわけであります。【162】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
意志の力ですね。
教授は、上から水が落ち始めたとして、同時に底から漏らしたのではいつまでたっても溜まらない。
一定の時期に達するまではきびしく貯えていくことが鍛錬になると言われています。
性欲を漏らすというのは、生命を失うということ。
実際、昆虫で交尾が終わると死ぬものもある。
そういうわけですから、思春期の我慢を鍛錬と思えるような自分になるの実際価値あるものです。
自分も過去は戻りませんが早く気づきたかったところです。
鍛錬です。
関連コンテンツ
その場限りの感激 いかに立派な教えを聞いても「ハハァなるほど」とその場では思っても、それが単にその場かぎりの感激に終わって、一度教場を出ればたちまち元の木阿弥に返ってしまうようでは、何年学校に行ったと…
すべての人間というものは、たとえ頭脳は大した人ではなくても、その人が真に自覚さえすれば、一個の天地を拓くことが出来るものです。だから人間は、世間的な約束事などには囚われないで、自分のしたいことは徹底的…
真の教育者 真の教育者は、少なくとも二十年、三十年先の国家のことを、常にその眼中に思い浮かべていなくてはならぬ。【111】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新…
自分の天分を発揮する② ではどうしたらよいかというように、それには、自分というものを越えた何物かに、自己をささげるという気持ちがなければ、できないことだと思うのです。【57】 #修身教授録一日一言 #…
真の生活の始まり 私は常に思うのです。人間もこの自分という一微小存在すら、国家全体に対しては、代理人のない一個の独自の任務の在することを自覚するに至って、初めてわれわれの真の生活は始まるわけだと。【1…