悪魔の顔した応援団|7月4日のことです。
Release: 2019/07/04 Update: 2019/07/04
悪魔の顔した応援団
おしせまって来る苦難は、自分で解決するよりほかに道はない。自分にふりかかった火の粉は、自分で払いのけるより方法はない。
それには、どっかと落ち着いて、真っ正面から苦難に立ち向かい、よくその本質を見きわめ、一つひとつ、正しく切り開いていくことでである。
昔の人は、苦難に対して、「これは試練である」と言って、歯をくいしばって、これと戦った。これでは苦しくて仕方がない。苦難は、鬼の面をかむった救いの女神である、悪魔の顔をした応援団である。
7月4日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
真っ正面から向き合って正しく判断するのは大変です。
苦難来てるな~とか思えればいいんですがその時は案外気づかないものです。
苦しいものだから必死でもがくことになるし、人のせいにするセルフトークAが発動しがちです。
人は苦しいと他人のせいします。
それでは正しい判断にはなりませんね。
常に自分を客観的に見れるようになりたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
心を空にする 何も心に止めぬ、残さぬ、ためぬ。いつも心を空にしている。 思ったらする、気づいたら動かす。 その時その場、いつも自然に、命一ぱいに、豊かに生きている。 不安もなく、不足もなく、朗らかに、…
世に楽しみは多い。好きな物をたべる、美しい物を見る、よい着物をきる・・・・いろいろの喜びの中で、どれほどつづけるも、如何にひどくても、いよいよ高まり深まって行くのは、働きに伴う喜びである。 地味で素朴…
私は三十年間、ほとんど学問と首っ引きの生活をいたしましたために、文字通りの夜更かしが続きました。 それが、二十年くらい前のある寒い早春の朝から、キッパリ早起きに変わりました。 やると決心すれば、あとは…
農は国の本 我が国で「農は国の本」だと言ったのは、百姓が食物を作り出すからというだけでなく、百姓が真の働きをする純情の人を作るからである。 自然は大まかのようだが、これに立ち返ったとき、小知恵やトリッ…
事業の目的 この仕事は、何のためにするのか、だれのためにするのか。 これまでは、自分の金もうけのため一家の幸福のためであり、それが当然と思い、何の疑いも持たなかった。 それが実は、さかさまである。人の…