王政を行はば|4月7日のことです。
苟も王政を行はば四海の内皆首を挙げて之れを望み、以て君と為さんと欲す。齊・楚大なりと雖も何ぞ畏れん。(滕文公下五章) いやしくもおうせいをおこなわばしかいのうちみなこうべをあげてこれをのぞみ、もってき ・・・
苟も王政を行はば四海の内皆首を挙げて之れを望み、以て君と為さんと欲す。齊・楚大なりと雖も何ぞ畏れん。(滕文公下五章) いやしくもおうせいをおこなわばしかいのうちみなこうべをあげてこれをのぞみ、もってき ・・・
葛伯放にして祀らず、湯、人をして之れを問はしむ。(滕文公下五章) かっぱくほしいままにしてまつらず、とう、人にして之を問はしむ。(とうぶんこうしもごしょう) 【訳】 葛の(国の)伯爵はわがまま者で、先 ・・・
志に食ましむるに非ず、功に食ましむるなり。(滕文公下四章) こころざしにはましむるにあらず、いさおしにはましむるなり。(とうぶんこうしもよんしょう) 【訳】 (報酬は)目的に対して与えるのではなく、成 ・・・
其の道に非ざれば、則ち一箪の食も人より受くべからず。(滕文公下四章) そのみちにあらざれば、すなわちいったんのしもひとよりうくべからず。(とうぶんこうしもよんしょう) 【訳】 きちんとした理由がなけれ ・・・
古の人未だ嘗て仕ふるを欲せずんばあらざるなり。亦其の道に由らざるを悪む。(滕文公下三章) いにしえのひといまだかつてつかうるをほっせずんばあらざるなり。またそのみちによらざるをにくむ。(とうぶんこうし ・・・
己れを枉ぐる者に未だ能く人を直くする者あらざるなり。(滕文公下首章) おのれをまぐるものにいまだよく人をなおくするものあらざるなり。(とうぶんこうしもしゅしょう) 【訳】 自分が不正を行っているような ・・・
其の招きに非ざれば往かざるを取れるなり。其の招きを待たずして往くが如きは何ぞや。(滕文公下首章) そのまねきにあらざればゆかざるをとれるなり。そのまねきをまたずしてゆくがごときはなにぞや。(とうぶんこ ・・・
志士は溝壑にあるを忘れず。勇士は其の元を喪ふを忘れず。(滕文公下首章) ししはこうがくにあるをわすれず。ゆうしはそのこうべをうしなうをわすれず。(とうぶんこうしもしゅしょう) 【訳】 志士は(正しい道 ・・・
蓋し帰りて虆梩を反して之れを掩へり。之れを掩へること誠に是ならば、則考子仁人其の親を掩ふことも亦必ず道あらん。(滕文公上五章) けだしかえりてるいりをはんしてこれをおおえり。これをおおへることまことに ・・・
其の親死すれば則ち挙げて之を壑に委つ。(中略)其の顙に泚たるありて睨して視ず。夫の泚たるに非ず、中心より面目に達す。(滕文公上五章) 3月29日の孟子一日一言です。 【訳】 親が死ぬと、その死骸を運び ・・・