書物を撫でる
書物を撫でる 諸君、書物というものは、ただ撫でるだけでもよいのです。ちょっとでも開いてみればさらによろしい。それだけでも功徳のあるものです。つまりそれだけその本に縁ができるからです。いわんや一ページで ・・・
書物を撫でる 諸君、書物というものは、ただ撫でるだけでもよいのです。ちょっとでも開いてみればさらによろしい。それだけでも功徳のあるものです。つまりそれだけその本に縁ができるからです。いわんや一ページで ・・・
義務の読書は意味がない 書物というものは、義務意識で読んだんでは駄目です。義務意識や、見せびらかし根性で読みますと、その本の三分の一はおろか、五分の一の意味も分からないでしまいます。【137】 #修身 ・・・
読書の順序 読書の順序はまず第一には、当代における第一流の人の本を読むこと、その次は古典です。当代の一人者級の人の世界を知らないで、古典を読むということは、私は考え物だと思います。【138】 #修身教 ・・・
本を読む 本を読む場合、分からぬところはそれにこだわらずに読んでいくことです。そうしたところどころピカリピカリと光るところに出合ったら、何か印を付けておくのもよいでしょう。そして一回読み終えたら、少な ・・・
全力で迫る 尊敬するということは、ただ懐手眺めているということでなくて、自分の全力を挙げて相手の人に迫っていくことです。地べたをはってにじり寄っていくようにです。つまり息もつけないような精神の内面的緊 ・・・
偉人の教えを反芻する とにかくわれわれ凡人は、偉人の教というものを、常にわが身から離さないようにししていないと、わが身の反省ということも、十分にはできがたいものであります。ところが反省しないと、せっか ・・・
無量の生命への感慨 親は何故に大切にしなければならぬのでしょうか。それはわがこの生命を生み、かつ今日まで育ててくれた大恩があるからです。しかもわれわれは、このようにひとりわが一身のみならず、わが生命の ・・・
希望 人間は、自分一人の満足を求めるチッポケな欲を徹底的にかなぐり捨てる時、かつて見られなかった新たな希望が生まれ出るものです。【88】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブロ ・・・
叡智の源 真の叡智とは、自己を打ち越えた深みから照らしてくる光であって、私達はこの光に照らされない限り、自己の真の姿を知り得ないのであります。【80】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日 ・・・
導きの光 そもそも人間界のことというものは、一人の人間が自己に与えられた職責に対して、真に深く撤していったならば、その足跡は必ずや全国各地の同じ道を歩んでいる幾多の人々の参考になり、その導きの光となる ・・・