卑してこれを驕（おご）らせ、佚（いつ）してこれを労し、親しみてこれを離し、其の無備を攻め、（始計）｜1月9日
孫子・呉子 2020/01/09公開
卑してこれを驕（おご）らせ、佚（いつ）してこれを労し、親しみてこれを離し、其の無備を攻め、（始計） 卑而驕之、佚而労之、親而離之、攻其無備、（出其不意、此兵家之勝、不可先伝也。） 「低姿勢にて出て油断 ･･･
日記
故に、能してこれに不能を示し、用してこれを不用を示し。（始計）｜1月8日
孫子・呉子 2020/01/08公開
故に、能してこれに不能を示し、用してこれを不用を示し。（始計） 故能而示不能、用而示之不用、（近而示之遠、遠而示之近、利而誘之、乱而取之、実而備之、強而避之、怒而墝之、） 「それゆえに、できるのにでき ･･･
兵は詭道なり。（始計）｜1月7日
孫子・呉子 2020/01/07公開
兵は詭道なり。（始計） 兵者詭道也。 「いくさとは、しょせん、だまし合いであるのだ」 ここの”兵”とは戦争とか戦闘という意味。 この言葉ほど物議をかもしているものはない。兵法書としては、この語はあまり ･･･
計、利として以て聴かるれば、乃（すなわ）ちこれ勢いを為して、以て其の外を佐（たす）く。（始計）｜1月6日
孫子・呉子 2020/01/06公開
計、利として以て聴かるれば、乃（すなわ）ちこれ勢いを為して、以て其の外を佐（たす）く。（始計） 計利以聴、乃為之勢、以佐其外。（勢者因利而制権也。） 「その計りごとが有利であるとして採用されるなら、次 ･･･
一度の人生｜1月6日
丸山敏雄 2020/01/06公開
一度の人生 人生はただ一度である。やり直しがきかない。 その一度を、いかに小さくこじんまりと破綻なく送ろうとするか、いかに大きく万世に響く偉大なる生き方をしようとするか、まこと自由である。 いかほど大 ･･･
将吾が計を聴きてこれを用（もち）うれば必ず勝たん。これに留まらん。（始計）|1月5日
孫子・呉子 2020/01/05公開
将吾が計を聴きてこれを用（もち）うれば必ず勝たん。これに留まらん。（始計） 将聴吾計用之必勝。留之。（将不聴吾計用之必敗。去之。） 「将軍がもしわたしの計りごとを聞き入れて用いれば必ず勝つでしょう。そ ･･･
これを校（くら）ぶるに計を以てして其の情を索（もと）む。曰く、主は孰（いず）れか有道なる、（始計）｜1月4日
孫子・呉子 2020/01/04公開
これを校（くら）ぶるに計を以てして其の情を索（もと）む。曰く、主は孰（いず）れか有道なる、（始計） 校之以計而索其情。曰、主孰有道、（将孰有能、天地孰得、法令孰行、兵衆孰強、士卒孰練、賞罰孰明。吾以此 ･･･
天とは、陰陽、寒暑、時制なり。地とは、遠近、険易、広狭、死生なり。（始計）｜1月3日
孫子・呉子 2020/01/03公開
天とは、陰陽、寒暑、時制なり。地とは、遠近、険易、広狭、死生なり。（始計） 天者陰陽寒暑時制也。地者遠近険易広狭死生也。（将者智信仁勇厳也。法者曲制官道主用也。凡此五者将莫不聞。知之者勝、不知者不勝。 ･･･
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり。（始計）｜1月2日
孫子・呉子 2020/01/02公開
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり。（始計） 一曰道、二曰天、三曰地、四曰将、五曰法。（道者令民与上同意也。故可予之死、可与之生、而不畏危也。） 「五つの基本原則とは、道、 ･･･
兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず。（始計）｜1月1日
孫子・呉子 2020/01/01公開
兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず。（始計） 兵者国之大事、死生之地、存亡之道。不可不察也。（故経之五事、校之以計、而索阻其情。） 「戦争は国家の大事で、国民の生死、国家の存 ･･･
