自分の本当の姿|9月18日のことです。
Release: 2018/09/20 Update: 2018/09/20
自分の本当の姿
世には「捨て身」などという言葉があって、そんな事ができれば偉そうに見えたりするが、実は人は、ほんとうは何も持っていないのである。
持っているように見えるものも、取ればなくなる、捨てれば減る。そんなものは、我が物でも何でもない。
ほんとうは、人間は無くなるようなものなんか、もっていないのである。
なくしたように見えるのは、実は自分の本当の姿に返ったのであり、ほんとうの自分の真面目に返ったのだから、それが、うそのない自分である。
9月18日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
捨て身の覚悟ということもあると思いますが実は何もない。
たしかに生まれた時は何ももっていない。
最初から何もないとう気持ちでのぞめば少しのことでも大成功ということでしょうか。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人の一生は、運命という、どうすることも出来ない力で、きまった道筋を引きずられて行くものである、というように信じているものがある。しかし、いやしくも人の関係する仕事で、すておいて、手をこまぬいて、わきか…
人の本性 平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。 心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。 苦し…
食物への感謝 ただ今私のお膳にすえられた一ぱいの飯、これは私の今日の命の糧、活動の根元である。これが無ければ生きてゆけないと分かった時、食物に向かってどんな気持ちでいるのが最も正しく、間違いない心構え…
人のねうち たとえ、その体にボロをまとっていようと、その足ははだしであろうと、あなたのねうちは豪毛の高下もない。 真の貴きは肉体ではない。肉体をしてかくあらしめる心である。生命である。 哲人ソクラテス…
私が中学校長をしていた或るクラスに有名なシモヤケのひどい生徒がいた。 ある寒風の吹く日、生徒が教室で掃除をしている。はいって行くとそのシモヤケの生徒がいる。見ると雑巾を二本の棒ではさんで、板の上になで…