本に反らざる|1月17日のことです。
Release: 2019/01/17 Update: 2019/01/17
本に反らざる
蓋ぞ亦其の本に反らざる。(梁恵王上七章)
なんぞまたそのもとにかえらざる。(りょうのけいおうかみななしょう)
【訳】
(今のあり方が間違っていると思ったら)どうして古の聖人のように、王道の根本に立ち戻ろうとしないか。戻るべきである。
1月17日、孟子一日一言の言葉です。
基本に立ち返るとうことは大事なことですね。
ものには道理がありますからおかしなものはおかしいのです。
間違った直す。
http://bit.ly/2QdCXAT
論語にもあります。
子曰わく、過ちを改めざる、是を過と謂う。(衛霊公第十五)
こういうことです。
過ったら根本にかえることがとても大事ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
己れより 禍福は己れより之れを求めざる者なし。(公孫丑上四章) かふくはおのれよりこれをもとめざるものなし。(こうそんいかみよんしょう) 【訳】 わざわいも幸せも、全て自分から招かないものはない。 2…
不仁なるかな、梁の恵王や 不仁なるかな、梁の恵王や。(尽心下首章) 【訳】 不仁であること、梁の恵王は。 ○松蔭は、「この一句が全体の骨子である。(土地が欲しいために無用な戦を起こし、自分の愛する子弟…
天の将に大任を③ 人恒に過ちて然る後によく改め、心に苦しみ慮に衡はりて、而る後に作り。色に徴わし声に発して、而る後に喩る。入りては則ち法家払士なく、出でては則ち敵国外患なきものは国恒に亡ぶ。然る後に憂…
善を為さば 苟も善を為さば、後世子孫必ず王者あらん。(梁恵王下十四章) いやしくもぜんをなさば、こうせいしそんかならずおうじゃあらん。(りょうのけいおうしもじゅうよんしょう) 【訳】 善政を行えば、後…
智・聖 條理を始むるは智は事なり。條理を終ふるは聖の事なり。智は譬へば則ち巧なり。聖は譬へば則ち力なり。(万章下首章) 【訳】 一糸乱れぬ合奏を始めるのは智の働きである。見事に合奏を終わるのは聖の力で…