自然力を取り戻す|3月30日のことです。
Release: 2019/03/30 Update: 2019/03/30
自然力を取り戻す
ネズミは火事のある前はすでに宿がえをして一匹もいない。鳥はその年の暴風を予知して、高い所に巣はつくらぬ。
動物は自然生活をしているからである。自然法のまにまに少しも我見我意をさしはさまぬ。その時、大宇宙意志そのままのすばらしい自然力が通ってくる。
私ども凡人も、その生活を自然にかえして無理を止めわがままほうだいを止めると、正しい生活原理がはっきりとわかって、文化人としての高い心境に常任することができる。それはだれでも、その生活を自然に引きもどし修練しただけ、そうなれる。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、3月30日の言葉です。
正しい生活原理は日が沈むと寝て日が昇るの起きる。
はらが減ってから食べる。
きっと生活の不自然さが出ているのでしょうね。
初心に戻っていかねばなりませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
清愛 私は、実は修学のため遠く遊んで、母の死にあっていない。 ことあって独居沈思の永い閑居を得たとき、これまで父母に対して重ねた不孝、自ずからにして胸つぶれ、涙さん然として止めがたい。ただ壁に向かって…
習うとは 努力とは、杭を打つようなものである。 同じ力で、同じま(間)でトン、トン、トンと打っていると、どんな土地にでも、どんな棒でも、ずっしりと土に食い入って、こんりざい動かなくなる。 まっすぐに、…
これがよい ある家庭の実話である。半年くらい前、ある事情から家屋敷を他人にゆずった。家人たちも悲しみにとざされた。 かくして幾日かのもだえの後、「これがよいのだ」と思い至った主人は、一家の人たちにこれ…
喜びの効用 よくなりかけると、とんとん拍子によくなり、下り坂に向かうと、一足飛びに下る。 なぜ、そうなるのか、それは、人間にかかわりあることは、「心が先行する」からである。 「喜ぶ」ということは、目の…
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…