兵は詭道なり。(始計)|1月7日
Release: 2020/01/07 Update: 2020/01/18
兵は詭道なり。(始計)
兵者詭道也。
「いくさとは、しょせん、だまし合いであるのだ」
ここの”兵”とは戦争とか戦闘という意味。
この言葉ほど物議をかもしているものはない。兵法書としては、この語はあまりにも冷ややかであるというので、古来、その是非の論争がくりかえされてきた。
著者を弁護する学者や軍人は”詭道”を多義に解し、それも一つの”道”に違いないと説く。いっぽう、儒者を中心として批判的な人も多い。この語は、著者がけっして戦争を美化して考えない、という証左となっている。
1月7日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
関連コンテンツ
斥沢(せきたく)を絶(わた)れば、惟亟(すみやか)やかに去りて留まること無かれ。若し軍を斥沢の中に交うれば、(行軍) 絶斥沢、惟亟去無留。若交軍於斥澤之中、(必依水草、而背衆樹、此處斥沢之軍也。) 「…
争地には則ち攻むること無かれ。(九地) 争地則無効。 「争地ではムリに攻撃してはならない」”争地”とは、敵でも味方でも、先に占領したら有利な地域である。先に占領した方が有利になるので、こういう地域では…
利を見て進まざるは、労るるなり。(行軍) 見利而不進者、労也。 「有利なものを見つけても、それを得ようと進んで来ないのは、敵が疲労しきっている証拠である」『孫子』の火攻篇に”利を非ざれば動かず”という…
正々の旗を邀(むか)うること無かれ。堂々の陣を撃つこと勿(な)れ。此れ変を治る者なり。(軍争) 無邀正正之旗,勿擊堂堂之陣,此治變者也。 「隊伍を整えて自信を以て進撃してくる敵を迎えうつべきではない。…
水を絶(わた)れば必ず水より遠ざかる。客水を絶りて来らば、これを水の内に迎うる勿れ。(行軍) 絶水必遠水。客絶水而来、勿迎之於水内。(令半済而撃之利。欲戦者、無附於水而迎客、視生処高、無迎水流、此処水…