紛々(ふんぷん)紜々(うんうん)として闘いに乱れて、乱すべからず。渾々(こんこん)沌々として、形円くして敗るべからず。(兵勢)|2月23日
Release: 2020/02/23 Update: 2020/03/01
紛々(ふんぷん)紜々(うんうん)として闘いに乱れて、乱すべからず。渾々(こんこん)沌々として、形円くして敗るべからず。(兵勢)
紛紛紜紜闘乱、而不可乱也。渾渾沌沌形円、而不可敗也。(乱生於治、怯生於男、弱生於艦。治乱数也。勇怯勢也、彊弱形也。)
「両軍入りまじっての乱戦となっても、自軍の隊伍を乱してはならない。収拾のつかない混戦となってもスキを見せてはならない。(乱は治から生れ、怯は勇から生じ、弱は強から生れる。治乱を左右するのは統率力であり、勇怯を左右するのは勢いいかんであり、強弱を決定するのは態勢いかんである)」
かっこ内は、乱は治より生じ、怯(きょ)は勇より生じ、弱は強より生ず。治乱は数なり。勇怯(ゆうきょ)は勢いなり。強弱は形なり。と訓ずる。
2月23日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
関連コンテンツ
凡そ軍を処(お)き敵を相(み)るに、山を声絶(こ)ゆれば谷に依り、生を視て高きに処(お)り、(行軍) 凡処軍相敵、絶山依谷、視生処高、(戦隆無登。此処山之軍也。 「そもそも、軍を宿営させ、敵情を観察す…
鳥の集まるは、虚しきなり。(行軍) 鳥集者、虚也。 「敵軍の上に鳥がむらがっているのは、陣を張っているように見せかけているが、実はすでに軍を引き払っており、そこには敵がいない証拠である」”虚”とは中身…
凡そ兵の用うるの法、将、命を君に受け、軍を合し衆を聚(あつ)め、圮地(ひち)には舎(やど)ること無く、(九変) 凡用兵之法、将受命於君、合軍聚衆、圮地無舎、(衢地交合。) 「そもそも、軍を運用する場合…
兵怒りて相迎え、久しくして合せず、又相去らざるは、必ず謹みてこれを察せよ。(行軍) 兵怒而相迎、久而不合、又不相去、必謹察之。 「敵軍が怒りにたけって攻め寄せて来ながら、これを迎え撃つと、あまり戦意が…
勝ちを知るに五有り。以て戦うべきと以て戦うべからざるとを知る者は勝つ(謀攻) 知勝有五、知可以戰與不可以戰者勝。(識衆寡之用者勝。上下同欲者勝。以虞待不虞者勝。將能而君不御者勝。此五者知勝之道也。)…