道の上の友
Release: 2022/07/25 Update: 2022/07/25
道の上の友
友人関係において、真に尊敬するに足る友人とは、結局は道の上の友ということでしょう。したがって道の上の友ということになると、結局は師を共にする場合が多いと言えましょう。つまり同門の友というわけです。【71】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
「尚友」というものは簡単には得られるものではないような気もします。
同じ道を歩むということはを考えるとどうでしょうか。
しかし、自分の考えというものがしっかりと確立していて初めて同じ道だとも言えます。
まずは、自分がこう生きると定め、そこに師匠を見出しさらにはその同門の人を友にする。
こういう関係が尚友というようです。
なかなかです。
まずは、修身教授録が好きという人でないと(笑)
関連コンテンツ
われわれが気品のある人間になるためには、何よりもまず根本のこころの曇りを拭うようにしなければならぬと申したわけですが、しかしさらに大切なことは、慎独、すなわち、人間がただ一人でいる場合にも、深く己れ…
下座行② 下座行を積んだ人でなければ、人間のほんとうの確かさの保証はできないと思うのです。たとえその人が、いかに才知才能に優れた人であっても、下座を行じた経験を持たない人ですと、どこか保証しきれない危…
長の心得 人の長たる者としては単に自分の一人が誠実というだけでなく、 多くの人々を容れるだけの度量の広さとともに、 さらに、一旦、事が起こった場合には、 身をもって部下をかばうだけの一片の侠気ともいう…
したがって先生の眼から見られると、自分の職務に対して不十分な大臣より、職務に忠実な小学校の用務員のほうが、人間のネウチは上位にあるというお考えなのであります。わたくしは、その明確さに対して、心から敬意…
欠点に気付く 人間というものは、自分の欠点に気付き出した時、ある意味では、すでにその欠点を越えようとしつつあるといってもよいでしょう。【238】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #…