大賢は愚なるがごとし。|4月9日のことです。
Release: 2018/04/09 Update: 2018/04/09
命一ぱいに生きること、力一ぱいに働くこと、腹一ぱい食べること、全身の心の底から眠ること、全霊にもえたって喜ぶこと。
その悉くが極まって、何ともない相に帰ったもの、平々凡々、大賢は愚なるがごとし。
小さい己の智慧才覚に酔わず、ただ自然に乗托して、大宇宙の合して一となった心、相、そのとき、これに比すべき何物もなく、己をさまたげる一物もなく、悠々自適、まさに天井天下唯我独尊の妙境に優遊する。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月9日の言葉です。
何事も精一杯にやることが大事なんでしょうね。
パッと閃いたらすぐに実行。
だめだと思ったらすぐに止める。
閃くからやるということは自然な流れで、やらない方が不自然なんでしょうね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…
神様に会計を任せる ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性…
事業の目的 この仕事は、何のためにするのか、だれのためにするのか。 これまでは、自分の金もうけのため一家の幸福のためであり、それが当然と思い、何の疑いも持たなかった。 それが実は、さかさまである。人の…
学びの道 弟子の師に対する「情」は、絶対敬幕、尊崇無雑の絶対随順、その「義」は血縁の父子をも超えて、親子以上の親子、命の契りの上に立つものであった。 弟子がその師に絶対順従するが故に、その師のもつ有り…
薫風 郊外に出てみると、もうすっかり新緑だ、初夏だ。世はまっくら闇であるが、自然の、何という美しさだろう。何百年、何千年前の、そのままの草・木・鳥の声、人がどう変わろうと、少しも変わらぬ、動かぬ、昔の…