涵育薫陶|5月21日のことです。
涵育薫陶 養とは涵育薫陶して其の自ら化するを俟つを謂ふなり。(離婁下七章) ようとはかんいくくんとうしてそのみずからかするをまつをいうなり。(りろうしもななしょう) 【訳】 養うとは、仁の徳でうるおし ・・・
涵育薫陶 養とは涵育薫陶して其の自ら化するを俟つを謂ふなり。(離婁下七章) ようとはかんいくくんとうしてそのみずからかするをまつをいうなり。(りろうしもななしょう) 【訳】 養うとは、仁の徳でうるおし ・・・
非礼の礼、非義の義 非礼の礼、非義の義は、大人は為さず。(離婁下六章) ひれいのれい、ひぎのぎは、たいじんをなさず。(りろうしもろくしょう) 【訳】 形式的には礼に似ているが、実際には、礼に合わない礼 ・・・
君、仁なれば 君、仁なれば(民)仁ならざるはなく、君、義なれば義ならざるはなし。(離婁下第五章) きみ、じんなれば(たみ)じんならざるはなく、きみ、ぎなればぎならざるはなし。(りろうしもだいごしょう) ・・・
去・徙 罪なくして士を殺さば則ち大夫を以て去るべく、罪なくして民を戮せば則ち士以て徙るべし。(離婁下四章) つみなくしてしをころさばすなわちたいふもってさるべく、つみなくしてたみをりくせばすなわちしも ・・・
君の臣を視ること手足の如ければ 君の真を視ること手足の如ければ、則ち臣の君を視ること腹心の如し。君の臣を視ること犬馬の如ければ、則ち臣の君を視ること国人の如し。(離婁下三章) きみのしんをみることてあ ・・・
其の揆一なり 先聖後聖其の揆一なり。(離婁下首章) せんせいこうせいそのきいつなり。(りろうしもしゅしょう) 【訳】 先の聖人(舜)も後の聖人(文王)も(生まれた土地や時代にもかかわらず)その行った道 ・・・
道を尽して 舜親の事ふるの道を尽して瞽瞍予を底す。瞽瞍予を底して天下化す。(離婁上二十八章) しゅんおやにつかうるのみちをつくしてこそうよろこびをいたす。こそうよろこびをいたしててんかかす。(りろうか ・・・
餔啜するのみ 楽正子に謂つて曰く、子の子敖に従ひて来るは、徒に餔啜するのみ。我れ意はざりき、子古の道を学びて而も以て餔啜せんとは。(離婁上二十五章) がくせいしにかたっていわく、しのしごうにしたいてき ・・・
人の患は、好んで人の師となるに在り 人の患は、好んで人の師となるに在り。(離婁上二十三章) ひとのうれいは、このんでひとのしとなるにあり。(りろうかみにじゅうさんしょう) 【訳】 人間の悪い癖は、とか ・・・
責なきのみ 責なきのみ(離婁上二十二章) 【訳】 (自分の言葉に)責任を感じないからである。 〇松陰は、「人々が気楽に言葉を口にするのは、それを自分の責任とするという覚悟がないからである。その実行を責 ・・・