受けて起つ|12月11日のことです。
Release: 2018/12/14 Update: 2018/12/14
受けて起つ
「受けて起つ」、これが、存在の原理、人倫の本義であり、大丈夫の心境である。横綱は、さきには立ち上がらぬ。まず相手に立たせ、八方崩れの身構えで、全身を敵に与えて立つ。「さあ、どこからでも、どのようにでも、いつでも来い」と。この時、すでに敵をのんでいる。敵がない。戦わずして、勝っている。敵のスキを、この手を引きよせる。そしてこちらの手中に、ころげこんでいる。
12月11日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
受けて起つ。そうありたいとは思いますが。
横綱級になんでもできるようになってからならと思うことが小さいのでしょうね。
きっと、小結でも前頭でも受けて起つ心境になった時にはじめて相手のスキなどが見えるようになるんでしょうね。
心のトレーニングが大切です。
やれば出来ると自分に言い聞かせなければいけません。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
「ハイ」の一言 父母に対して愛情を感じることができず、「ハイ」と言えないドラ息子がおります。 母親のあたたかさも知らずに、母を泣かしている娘がおります。 世のなやめる子らよ、とぎすましたまことの「ハイ…
やると決心する 私は三十年間、ほとんど学問と首っ引きの生活をいたしましたために、文字通りの夜更かしが続きました。 それが、二十年くらい前のある寒い早春の朝から、キッパリ早起きに変わりました。 やると決…
病気は心の浄化作用 人体は、宇宙の運行と共に生き、天地の生成と共に同じ力で息づいている。 肉体は、自分で治る力を持っている。医薬も、その他一切の治病の方法も、ただ自然に治る力を旺盛にする方法であるにす…
悪口 いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいと思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがい…
得るは捨つるにあり 「気づいたらすぐする」ことが物事をしとげる秘訣である。 しかし、どうしてもできぬ事がある。行くも帰るも、にっちもさっちも行かなくなる。こうした一生に二度と出会うことのない大窮地に陥…