庠序学校|3月13日のことです。
Release: 2018/03/13 Update: 2018/03/13
庠序学校を設け為して以て之を教ふ。(中略)学は則ち三代之れを共にす。皆人倫を明らかにする所以なり。人倫上に明らかにして、小民下に親しむ。(滕文公上三章)
しょうじょがっこうをもうけなしてもってこれをおしう。(ちゅうりゃく)がくすなわちさんだいこれをともにす。みなじんりんをあきらかにするゆえんなり。じんりんかみにあきらかにして、しょうみんしもにしたしむ。(とうぶんこうかみさんしょう)
【訳】
庠序学校を設けて、人民を教えなければならない。いずれも人の道を教えるところであった。このように、上に立つ者が人の道を明らかにして、教えて導けば、下々の人民は皆感化され、互いに親しみ、むつみ合うようになる。
3月13日、孟子一日一言、今日の言葉です。
人の道、道徳。
昨日の免許を思い出しました。
人生を無免許運転で生きていくのは危ないことです。
よい人生を歩むには免許が必要です。
孟子にもその道筋がしっかりと書かれています。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
一たび君を正しくして国定まる 惟だ大人のみ能く君心の非を格すことを為す。(中略)一たび君を正しくして国定まる。(離婁上二十章) ただたいじんのみよくくんしんのひをただすことをなす。(中略)ひとたびきみ…
放心を求むるのみ 学問の道は他なし、其の放心を求むるのみ。(告子上十一章) がくもんのみちはほかなし、そのほうしんをもとむるのみ。(こくしかみだいしゅういちょう) 【訳】 学問の道は外にはない。ただ、…
顔淵曰く、「舜何人ぞや、予れ何人ぞや」と。為すあらんとする者は亦是くの若し。(滕文公上首章) がんえんいわく、「しゅんなんびとぞや、われなんびとぞや」と。なすあらんとするものはまたかくのごとし。(とう…
夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということは、もの…
士は茲の多口に憎まる 傷むことなかれ、士は茲の多口に憎まる。(尽心上十九章) いたむことなかれ、しはこのたこうににくまる。(じんしんしもじゅうきゅうしょう) 【訳】 何も気にするな。士という者は、徳が…