徒善・徒法|4月16日のことです。
Release: 2018/04/16 Update: 2018/04/16
徒善・徒法
徒善は以て政を為すに足らず、徒法は以て自ら行ふこと能わず。(離婁上首章)
とぜんはもってまつりごとをなすにたらず、とほうはもってみずからおこなうことあたわず。(りろうかみしゅしょう)
【訳】
単なる善意だけでは、立派な政治はできない。まごころのこもらない形だけの制度では、十分な成果をあげることはできない。
4月16日、今日の孟子一日一言です。
人々の心をまとめるということは難しいですね。
まごころがこもった制度というのもこれまたどんな制度なんでしょう。
やはり決め事というのはたくさんの人が集まって決めなければならないように感じました。
まごころのこもった制度。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
夫れ義は路なり、礼は門なり 夫れ義は路なり、礼は門なり。惟だ君子のみ能く是の路に由りて、是の門を出入するなり(万章下七章) それぎはみちなり、れいはもんなり、ただくんしのみよくこのみちによりて、このも…
天民の先覚者なり 天の此の民を生ずるや、先知をして後知を覚さしめ、先覚をして後書を覚さしむ。予れ将に斯の道を以て斯の民を覚さんとするなり。予れ之れを覚すに非ずして誰れぞや。(万章上七章) てんのこのた…
夜以て日に継ぎ 其の合わざるものあれば仰いで之れを思ひ夜以て日に継ぎ、幸いにして之れを得れば坐して以て旦を待つ。(離婁下二十章) そのあわざるものあればあおいでこれをおもいよるもってひにつぎ、さいわい…
恭敬にして実なければ 恭敬は幣の未だ将はざるものなり。恭敬にして実なければ、君子虚しく拘むべからず。(尽心上三十七章) 【訳】 (賢者を迎えるには、礼物を贈るのが礼儀だが)礼物を差し出すより前に、尊敬…
崇に於て吾れ王に見ゆることを得たり。退きて去るの志あり、変ずるを欲せず。故に受けざるなり。(公孫丑下十四章) すうにおいてわれおうにまみゆることをえたり。しりぞきてさるのこころざしあり、へんずるをほっ…