徳に周き者は邪世も乱す能はず|11月30日のことです。
Release: 2018/11/30 Update: 2018/11/30
徳に周き者は邪世も乱す能はず
徳に周き者は邪世も乱す能はず。(尽心下十章)
とくにまわきものはじゃせいもみだずにあたわず。(じんしんしもじゅっしょう)
【訳】
常に徳を修めることに周到な者は、どんなよこしまな世の中においてもその人の心を乱すことはできない。
11月30日、孟子一日一言の言葉です。
徳というものを求める人の心は乱れない。
たしかにそうだと思います。
強い信念が必要ですね。
世の中がどんなに進んでもその技術が世のため人のためにならないものは淘汰される。
徳を求める心が大事なんでしょうね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
万物皆我れに備はる 万物皆我に備はる。身を反みて誠なる、楽しみこれより大なるはなし。(尽心上四章) ばんぶつみなわれにそなわる。みをかえりみてまことになる、たのしみこれよりだいなるはなし。(じんしんか…
罪・恥 位卑くして言高きは罪なり。人の本朝に立ち道行はざるは恥じなり。(万章下五章) くらいひくしてげんたかきはつみなり。ひとのほんちょうにたちてみちおこなわざるははじなり。(ばんしょうしもごしょう)…
物の情 夫れ物の斉しからざるは物の情なり。(滕文公上四章) それもののひとしからざるものはじょうなり。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 そもそもどんなものでも違いあって同じではないということ…
天・命 之れを為すなくして為るものは天なり。之れを致すなくして至るものは命なり。(万章上六章) これをなすなくしてなるものはてんなり。これをいたすなくしていたるものはめいなり。(ばんしょうかみろくしょ…
夫れ道は一のみ。(滕文公上首章) それみちはいつのみ。(とうぶんこうじょうしゅしょう) 【訳】 そもそも道というものは一つである(堯や舜のような聖人の道も我々凡人のそれも一つである。善なる本性のままに…