悪法も守るべし|5月22日のことです。
Release: 2019/05/23 Update: 2019/05/23
悪法も守るべし
つつみかくし無く堂々とあけっ放している人には、相手は必ず公平無私に堂々と取り組む。すべて我が心の反映であることは、我らの常に実見するところである。
いわゆる悪法でも、ある限りは守らなければならぬ。喜んでこれを守れば決して不幸にならぬ。人と人とが、まごころをもって定めたことは、自然と同じ力をもち、権威をもつ。
これを背いて、いい事をしたように思っていると、ドカンとその反動がある。世にドロボウや殺人やその他もろもろの悪人が永久に幸せを得た、という例を見ぬ。
5月22日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
世の中のルールというものは全部が言い訳ではないこともあるけれども何か理由があるということも知らなければなりませんね。
一般的なことはまさしくそうで、人のものを盗ることや人を傷つけることは何千年前からもルール違反です。
それを続けている人が幸せになるわけありませんね。
その時々で変わるものもありますが守るということも大切です。
今の時代は一人で勝手に決めれるものではありませんから。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
心は大宇宙に住む 体がどんな境遇にあろうと、職業にあろうと、精神は自在である。 この境地を悟るために、修行者はわざと苦難に突入した。 哲人・ディオゲネスは樽の中にいてアレキサンダーに会った。 青年諸君…
共同生活体 夏の夕方、むし暑い軒下で腰をかけて見ていると、クモどもが、それぞれの綱をひき終えている。土の上をみると、そこここにアリの穴がある。私どもの家庭は、多くの生きものの共同生活体です。 尾のルリ…
いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいろ思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがいである…
知ることは信ずること 人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の…
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…