悪魔の顔した応援団|7月4日のことです。
Release: 2018/07/04 Update: 2018/07/04
悪魔の顔した応援団
おしせまって来る苦難は、自分で解決するよりほかに道はない。自分にふりかかった火の粉は、自分で払いのけるより方法はない。
それには、どっかと落ち着いて、真っ正面から苦難に立ち向かい、よくその本質を見きわめ、一つひとつ、正しく切り開いていくことでである。
昔の人は、苦難に対して、「これは試練である」と言って、歯をくいしばって、これと戦った。これでは苦しくて仕方がない。苦難は、鬼の面をかむった救いの女神である、悪魔の顔をした応援団である。
7月4日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
あえて向かっていくことが必要なこともあります。
大きければ大きいほどに得るものもある。
それ自体実は自然なことであるとも思います。
そうしますと逆にいいこととも言えます。
なんでも表裏一体なんだぁと改めて感じますね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
わが仕事を愛せその日その日の仕事を、愛しているか。わか日々働く職場を、”無上の働き場”と考えているか。ともに働く人々を、愛しているか。これが、貧富の岐れ目である。今日私のしている仕事は、今日ただ今は、…
たくましい人間になる 真の道徳修養というものは、意気地なしになるどころか、それとは正反対に、最もたくましい人間になることだと言ってもよいでしょう。すなわちいかなる艱難辛苦に会おうとも、従容として人たる…
夫れ兵の形は水に象(かたどる)る。水の形は高きを避けて下きに趨き、兵の形は実を避けて虚を撃つ。(虚実) 夫兵形象水、水之形、避高而趨下、兵之形、避實而撃虚、(水因地而制流、兵因敵而制勝。) 「そもそも…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
本業の覚悟 自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、とい…