耳は「聞く」もの|6月8日のことです。
Release: 2018/06/08 Update: 2018/06/08
耳は「聞く」もの
耳は「聞く」ものである。聞かねば耳ではない。まともに、ありのままに、淡々として私情私意、我情我欲を挿し挟まずに、たださながらに聞く、これがほんとの耳である。
聞えても、そのままの意味に取らなかったり、反対にとったり、裏を考えたり、ひねったりする人の耳は、その耳の穴がゆがんでいるのであろう。ゆがんでいるから言葉がねじけて入って来る。通りが悪い、外道が内達せぬのである。門番に、いかがわしい輩がいて、外界の様子をありのままにご主人に知らさないのに等しい。
6月8日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
人間の頭の構造とはいったいどうなっているのでしょうか。
話を聞くというのはとっても大事なことですが、人によってその捉え方が変わるというのはありますね。
今月は100万の利益がありましたでも、
人によっては100万も儲かった。100万しか儲からなかった。
これだけでも全然違いますね。
そのままに受け取ることが大事ですね。
余計なことを足さずに。
傾聴はそのままに聞くことが大事なと思いました。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
明るい心で堂々と 後ろ向きに歩くから、溝に落ちるのである。先々を恐れるから、憂えるその心の影が、わるいこと苦しいことを招きよせる。 「貧するから鈍する」のである。 「希望は心の太陽である」。日が昇れば…
不仁なるかな、梁の恵王や 不仁なるかな、梁の恵王や。(尽心下首章) 【訳】 不仁であること、梁の恵王は。 ○松蔭は、「この一句が全体の骨子である。(土地が欲しいために無用な戦を起こし、自分の愛する子弟…
まず自ら顧みる すべて人間というものは、目下のものの欠点や足りなさというものについては、これをとがめるに先立って、果たしてよく教えてあるかどうか否かを顧みてみなくてはならぬのです。したがって見下の者の…
成長の原理 成長とは、二者の対立が一つに統一されることによって、新しいものが生まれてくるのです。新しいものと申しましても、その本質は厳然として不変でありながら、そこに他のものを採り入れるのです。 家の…
進みて禦(ふせ)ぐべからざるは、其の虚を衝けばなり。退きて追うべからざるは、(虚実) 進而不可禦者、衝其虚也、退而不可追者(速而不可及也。) 「進撃して行って敵がそれを防ぎきれないのは、敵の虚をつくか…