上位者に対する心得
Release: 2022/09/23 Update: 2022/09/23
上位者に対する心得
上位者に対する心得の根本を一言で申しますと、「すべて上位者に対しては、その人物いかんにかかわらず、ただその位置が自分より上だという故で、相手の地位相応の敬意を払わなければんならぬ」ということでしょう。【210】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
だんだんと年を重ねるとこういう場面が特に多くなりますよね。
どちらが上とか下というのではなくても自分の中に湧き出るものを抑えていく、はたまた考えないようになるようになるという状態にならねばいけないと思うのです。
どうしても過去の出来事、しかも数十年前の学生時代なんかのことで自分の方が上のような感覚をもっているのはろくなことにはなりません。
精神的にも不健康なよな気がしますね。
思い出話などを同級生などとする場合などは特に気をつけたいものです。
頭をよぎる言葉を決して口に出さないような心構えが必要です。
常に敬意をはらう気持ちを持ちます。
関連コンテンツ
普通に良寛というと、大抵の人がすぐに童心ということを考えて、子どもたちと一緒に、ひねもすスミレをつんで遊ぶ姿を思い出すようです。おそらく諸君らにしても同様だろうと思いますが、しかし良寛がそのような世…
「一日の一生の縮図なり」というのは私の信条だ。一生は過ぎ去ってみないことにはわかりっこない。だが、自分の一生がどうにかなりそうかということは、いまのうちに見当をつけなくてはいけない。そしてその見当を見…
偉大なる実践家は大なる読書家 そもそもわれわれは、真の確信なくしては、現実の処断を明確に断行することはできないのです。ところが真に明確な断案というものは、どうしても道理にすることによって、初めて得られ…
学問の根本眼目 私は、人生の真の出発は、志を立てることによって始まると考えるものです。 古来、真の学問は、立志をもってその根本とすと言われるのも、まったくのこの故でしょう。 人間はいかに生きるべきであ…
その場限りの感激 いかに立派な教えを聞いても「ハハァなるほど」とその場では思っても、それが単にその場かぎりの感激に終わって、一度教場を出ればたちまち元の木阿弥に返ってしまうようでは、何年学校に行ったと…