吾が卒を以て撃つべきを知りて、敵の撃つべからざるを知らざれるは、勝の半ばなり。(地形)|6月11日
吾が卒を以て撃つべきを知りて、敵の撃つべからざるを知らざれるは、勝の半ばなり。(地形)
知吾卒之可以撃、而不知敵之不可撃、勝之半也。
「部下の実力を十分に知っており、兵士たちに敵を攻撃する力があるのを知っていても、敵はかんたんには攻撃できないことを認識していなければ、勝敗の確立は五分五分である」
一般に、指揮官は味方の実力はよく知っているが、それだけでは不十分で、敵の実力もよく知っていなければならない。よく知らないと勝ったり負けたりで、必ず勝つとは限らない。
これは戦争だけでなく、ビジネスの争いや入学試験などにもいえることである。
6月11日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
敵のことをよく知らないと勝てないというのはその通りですね。
実際の商売でいうと自分の力も知らない人が多いのではないでしょうか。
どこで一番売っているのか。
だれが一番勝ってくれているのか。
まずは自社の内情をくわしく知るべきですね。
そこから戦略や戦術が生まれてくる。
今日も一日がんばります。