声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ|6月2日のことです。
Release: 2018/06/02 Update: 2018/06/02
声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ
声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ(離婁下十八章)
せいぶんじょうにすぐるは、くんしこれをはづ。(りろうしもじゅうはちしょう)
【訳】
心ある立派な人は、実力以上の空評判を恥じるものである。
孟子一日一言、6月2日の言葉です。
実力以上の評価は困りますね。
過大評価は恥ずかしいものです。
すぐに化けの皮がはがれるますから。
しかし、実力は常にあげていく努力はしなければなりませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
惻隠・羞悪・辞譲・是非の心① 惻隠の心は仁の端なり。羞悪の心は義の端なり。辞譲の心は礼の端なり。是非の心は智の端なり。人の是の四端あるや、猶ほ其の四端あるがごときなり。是の四端ありて自ら能はずと謂う者…
吾れ夏を用って夷を変ぜる者を聞けるも、未だ夷を変ぜらるる者を聞かざるなり。(滕文公上第四章) われかをもっていをへんずるものをきけるも、いまだいをへんぜらるるものをきかざるなり。(とうぶんこうかみよん…
己れを枉げて 吾れ未だ己れを枉げて人を正す者を聞かざるなり。況や己れを辱しめて以て天下を正す者をや。(万章上七章) われいまだおのれをまげてひとをただすものきかざるなり。きょうやおのれをはずかしめても…
才ありて未だ君子の大道を聞かざるなり其の人となり小しく未だ君子の大道を聞かざるなり。則ち以て其の軀を殺すに足るのみ。(尽心下二十九章)そのひととなりすこしくさいありていまだくんしのだいどうをきかざるな…
天・命 之れを為すなくして為るものは天なり。之れを致すなくして至るものは命なり。(万章上六章) これをなすなくしてなるものはてんなり。これをいたすなくしていたるものはめいなり。(ばんしょうかみろくしょ…