愛する心の育て方|1月26日のことです。
Release: 2018/01/26 Update: 2019/01/12
物をはぐくみ育ててゆく根本の心は、愛です。愛とは、十分に慈光を与えて、温めてやり、見守って、自然の成長を待つことです。
それから、愛する心はどうして出てくるか。その第一番目の門は、これを見るということです。見ていれば、必ずわかってまいります。わかってくれば、自然に愛が生じます。
書に対する愛も、書を見ることから出発します。「みる」とは、邪念なしに見るのです。良いところを見ようとして、自然な心で、じっと見るのです。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月26日の言葉です。
物をよく見る
今、自分の使っている道具とくに身の回りある道具は自分が良くて使っているものです。
それは考えてみると愛情があるものですね。
それは便利だったり、スタイルが素敵だったりいろいろですが、嫌なものは近くには置いておけませんね。
そんな気持ちで物に接してみる。
物はこれを生かす人に集まる。
そういうことですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
昔は、ことをなさんとすれば、妻を捨て子を捨て、物質を捨て、地位名誉を捨てて、一身を挺しなければ、偉大な仕事は出来なかった。 しかしこれは、世界人類、万人が万人かくしたら、そこれそ村も町も都市も農村も、…
喜んでやる 人の「喜び」に出会うと、何とも言われぬよい気持ちになるのはなぜだろう。 相手の心の光とうるおいとの放射に包まれるからである。暗い室に電灯がついたように、明るさに抱かれるからである。 喜んで…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
わが仕事を愛せその日その日の仕事を、愛しているか。わか日々働く職場を、”無上の働き場”と考えているか。ともに働く人々を、愛しているか。これが、貧富の岐れ目である。今日私のしている仕事は、今日ただ今は、…
書は精神の表徴 書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充…