洗面の意義|3月17日のことです。
Release: 2018/03/17 Update: 2018/03/17
朝起きたら顔を洗うということは、だれでも知っている。けれども何の為に洗うのか。
洗面の意味は、まず全身を洗い清める、ということであります。
我が国では、到る所豊かな水に恵まれており、祖先たちは、朝起きると全身水につかり、水をそそいで洗ったのでしょう。これを「みぞぎ」と申しました。
朝は一日の出発点であり、仕事のはじめだから、まず何よりも身体を清めて、さあ働くぞ、ということです。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)3月17日の言葉です。
朝というものは本当に大切です。
一年のうち365日しかありません。
この朝をいかに過ごすかで一日の行動がきまりますね。
春になってきました。
冬も楽しいですが、春もまた事がたくさん動く楽しい季節です。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
其の心に作れば其の事に害あり。其の事に作れば其の政に害あり。聖人復た起るも吾が言を易へじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう) そのこころにおこればそのことにがいあり。そのことにおこればそのまつりごとにが…
日本人としての最高の生き方 そもそも日本人としての最高の生き方は結局は自分の肉体が解体していからも、なお国家社会のために、何らかの意味で貢献し得るような生き方をするということでしょう。すなわちこの肉体…
無窮なる生命 人間というものは、その外面を突き破って、内に無限の世界を開いていってこそ、真に優れた人と言えましょう。同時にまたそこにこそ、生命の真の無窮性はあるのでしょう。【302】 #修身教授録一日…
下座を行ずる② 世間がその人の真価を認めず、よってその位置がその人の真価よりはるかに低くても、それをもって、かえって自己を磨く最適の場所と心得て、不平不満の色を人に示さず、わが仕事に精進するのでありま…
歌の心 自然の風光に美を見出すということは、実は、内にあるわが心をひらいて美に通じるわが本性を振り立てることである。 「我」とは、小さい肉体に限られているものではない。ほんとうの「われ」は、肉体の外に…