男の意地|3月16日のことです。
Release: 2018/03/16 Update: 2018/03/16
仕事にかかる時は、帯を締め直さねばならぬ。太古の人たちは、野山で切り取ったかずらを腰に結び、平安朝時代のみやびおは石で飾りをつけた帯を束帯の上にしめた。
帯が地肌にしめられたものが「ふんどし」である。戦いの場合、重囲の中に陥って男の最後の心境を見せるときは、ふんどしをしっかりとしめ、白木綿を腹に巻き立てた。
商家の若者たちは、角帯をしめ、農村・漁村の青年は、六尺ふんどしをしめた。十五~十六歳に達すると「ふんどし取り」が行なわれ、これから一人前になった。
3月16日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の言葉です。
帯を締め直すというのはこういうこういうことからきているんですね。
本日は、朝、除雪当番で更新できませんでした。
朝をしっかりと過ごすためには事前の準備も必要です。
いつなんどき何があるかわかりませんね。
しっかりと帯を締め直し新たな明日を迎えねばなりません。
明日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
二宮尊徳の教え 早起きで有名なのは、二宮尊徳先生であります。少年の頃から、早く起きて読書され、また、勤労された。先生はいつもゾウリをはき、割羽織に一本さして、二里もある下館町から二番鶏頃に来られ、家々…
苦悩から逃げない 苦難は人を殺すためにあるのではない。人をより善くし、より一歩を進めさせようと向上させようとしているのである。 一世の師表と仰がれる人々はもとより、世のいわゆる成功者という人たちについ…
書は精神の表徴 書道における姿勢は、単に字を書くときの身体の恰好だけでなく、文字となって表れるその人の精神の表徴であり、文字にあらわれる至誠の源泉であり、美的情操の凝りみちて、まさに発動しようとする充…
人に頼らない 人生とは、人間の世の中であり。人が処理するものであり、人が生産するのである。 人とは、己自身である。己の外にこれをするものはないと全責任を感じ全力を挙げて働くのが、人である。故に、人に頼…
一人の明朗な心境は、その人の肉体健康の元であり、家庭健康の中心であり、事業健康の根源である。 一日の一分も曇らしてはならぬのは、人の心である。 朝はほがらかにに起き、昼はほがらかに働き、夜はほがらかに…