門を過ぐるも而も入らず|3月21日春分の日です。
Release: 2018/03/21 Update: 2018/03/21
禹、外に八年、三たび其の門を過ぐるも而も入らず。(滕文公上第四章)
う、そとにはちねん、みたびそのもんをすぐるもしかもはいらず。(とうぶんこうかみだいよんしょう)
【訳】
禹は(治水に取り組み)我が家を後にして八年、東奔西走した。その間、三回ほど我が家の前を通ったが、一度も立ち寄らなかった。
3月21日、孟子一日一言です。
うちでこんなことをしたら大変なことになると思いますがすごいです。
なにがなんでもその事業をやり遂げるためのことなんでしょうね。
逆にいうと幸せとも思えます。
それほどの思いでやれるというのは。
やはり自分のためではなく世のため人のためと心底思うからなんでしょうね。
人ごとではありません。自分のそのような気持ちで仕事に取り組むべきですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
長・貴・兄弟を狭まずして友とす 長を狭まず、貴を狭まず、兄弟を狭まずして友とす。(万章下三章) ちょうをさしはきまず、きをさしはきまず、けいていをさしはきまずしてともとす。(ばんしょうしもさんしょう)…
病と心 曇天(どんてん)には頭が重い、雨天には神経痛がいたみ、リュウマチがうずくという人が多いが、どこでも天気模様がその原因であるのではなくて、曇をきらい、雨をいやがる心がその原因である。 およそ病気…
地形には、通なる者あり、挂(かい)なる者有り、支なる者有り、隘(あい)なる者あり、険なる者あり、(地形) 地形、有通者、有挂者、有支社、有隘者、有険者、(有遠者。) 「地形を大きくわけると、通、挂、支…
自信は仕事の推進力 自信のないことは失敗する。 練習するということは、その仕事なり、競技なりに慣れて間違いないようにするのが、その形から見たところで、その実は、信念をつけるのである。 きっと出来るぞ、…
神様に会計を任せる ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性…