食事の前に一礼|11月4日のことです。
Release: 2018/11/05 Update: 2018/11/05
食事の前に一礼
食事の意義の第一は、生命を保つ、肉体を養う、すなわち命の糧という点にありますので、ものを食べる時に、これを忘れてはなりません。ですから、一家が集まって食卓に向かう時には、皆がそろって、また、別々に、家に定まった作法にしたがって、敬虔な一礼をかわして後、食事を始めるのが普通であります。
どんなに忙しい時でも、また場所が食堂や居間でなく、車中とか、あるいは何かの片隅で弁当を食べる時でも、同じ心で一礼して食事を始めることが、これまでの私どもの習慣であります。
11月4日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
食事をできることに感謝するというのは大事なことです。
でも、忙しかったりして忘れてしまう。
いけませんね。
朝、夜はそういうことをしているかもしれませんが特に昼は忘れることがあります。
この言葉で改めて食事をすることへの感謝を思いだしました。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
親の恩 愛育の恩とか、教育の恩とか、生み育てた恩、これが父母の恩であるが、それが自然のうちに行われるので、恩の感じがしない。何十年も同じ家に住み、共に健康で、苦しみに出逢ったことなどない親子の間には、…
苦悩から逃げない 苦難は人を殺すためにあるのではない。人をより善くし、より一歩を進めさせようと向上させようとしているのである。 一世の師表と仰がれる人々はもとより、世のいわゆる成功者という人たちについ…
庠序学校を設け為して以て之を教ふ。(中略)学は則ち三代之れを共にす。皆人倫を明らかにする所以なり。人倫上に明らかにして、小民下に親しむ。(滕文公上三章) しょうじょがっこうをもうけなしてもってこれをお…
己れを枉ぐる者に未だ能く人を直くする者あらざるなり。(滕文公下首章) おのれをまぐるものにいまだよく人をなおくするものあらざるなり。(とうぶんこうしもしゅしょう) 【訳】 自分が不正を行っているような…
自覚の第一歩 人の自覚(己を知る)の第一歩は、ここが一ばんよい、天下一品のえらばれた土地である、と知ることである。 今がまた二度とない時であることを、はらの底から自覚する。それが人間の一年生である。…