終わりを全うする|8月3日のことです。
Release: 2018/08/03 Update: 2018/08/03
終わりを全うする
あと片付けをせず、使った道具の手入をせず、靴を揃えぬ、傘のしずくを乾かさぬ、こうした事は身のたしなみとしての単なる作法だとか、行儀とかと、行儀と心得ているのが、これまでの考えであるが、これを忘れることが、いろいろの不孝の原因となるのである。
ただそれだけではない、こういうしりのしまりのない人々の仕事は、多く七八分まで行って崩れる。もうだいじょうぶというところでガラリと行く。
小さい事に末を乱す人は、大事な事に終りを全うしない。
8月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
ほんとにすみません。というところですね。
この言葉は栞のなかの言葉ですが、最近の自分はどうでしょうか。
末がだめですね。
日々の心の葛藤が問題です。今のことだけに集中してばかりいるのも問題です。
体はひとつなのですからよく考えて行動しなければいけませんが思考回路ストップとにかく引き受ける。
物事をしっかりと精査しなければなりません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
「種のまき方」--それにはまず偉人の伝記を十冊読んで、その中から自分の一番好きな人を一人つきとめるのです。物事は最後の一つをつきつめないとだめです。偉人といわれる人はたくさんおられます。しかし、最後に…
其の途を迂して、これを誘うに利を以てし、人に後れて発し、人に先んじて至る。(軍争) 迂其途、而誘之以利、後人発、先人至。(此知迂直之計者也。) 「わざと回り道しながら、利でもって敵を誘惑し、敵より遅れ…
あっても、なくても 金銭の豊かなときに安心して喜ぶ気持ち、いい気になる気持ち、実はこれが、貧乏人の根性です。 金銭が無くて困ることはいうまでもない。しかし、無ければ、有るように努力すればよい、努力して…
仁は天の尊爵なり 夫れ仁は天の尊爵なり。人は安宅なり。之れを禦むることなくして不仁なるは、是れ不智なり。(公孫丑上七章) それじんはてんのそんしゃくなり。ひとのあんたくなり。これをとどむることなくして…
声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ 声聞情に過ぐるは、君子之れを恥づ(離婁下十八章) せいぶんじょうにすぐるは、くんしこれをはづ。(りろうしもじゅうはちしょう) 【訳】 心ある立派な人は、実力以上の空評…