批判的態度
Release: 2022/02/25 Update: 2022/02/25
批判的態度
人間は批判的態度にとどまっている間は、その人がまだ真に人生の苦労をしていない何よりの証拠だとも言えましょう。もちろんその人の性質にもよることですが、とにかく自分は懐手をしていながら、人の長短をとやかく言うているのは、まだその心に余裕があって、真の真剣さには至っていないと言ってもよいでしょう。【498】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
自分で気づくということの重要性を改めて感じてしまいました。
常にいいとこだけを見ようとう態度が必要です。
まずい精神構造をもっていると自分自身を感じますね。
否定から批判から入っているのかもしれません。
本を読んだり、映画を見てもそこらへんから良いとこ探しをするくせをつける必要があります。
とにかく良いところを見る
悪いとこを見ない。探さない。
こういう態度が大切ですね。
ありがとうございます。
関連コンテンツ
敬の一念と生命の進展 尊敬の念を持たないという人は、小さな貧弱な自分を、現状のままに化石化する人間です。したがってわれわれ人間も敬の一念を起こすに至って、初めてその生命は進展の一歩を踏み出すと言ってよ…
まずは読書、次に実践 誠実と言っても、真の内面的充実がなくては駄目です。人間も単に生まれつきの「人のよさ」とういだけでは足りないのです。うっかりすると、その人の無力さを示すだけです。ですから諸君らとし…
置土産 今諸君らの生活が、真に深く、かつ内面的に大きかったならば、諸君らの精神は、必ずや後に来る人々のために、一種の置土産となることでしょう。さらにまた、私共のように教職にある者としては、その精神は、…
理論を真の力に高める そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の…
真実の教育 そもそも真実の教育というものは、自分の失敗とつまずきと、後に来る人々に、再び繰り返さすに忍びないという一念から、起こると言ってもようでしょう。【310】 #修身教授録一日一言 #森信三 #…