おおらかに育てる|5月5日のことです。
Release: 2018/05/05 Update: 2018/05/05
おおらかに育てる
女の子には美しい着物を着せたり、男の子は頭をいろいろにつんだりする。大人のできそこないのようにして玩具にしている。これは愛情と間違えているのであります。
子供は、できるだけ簡素に大らかに育てる。
子供の教育は、あまり細かに、けちけちと教育してはダメです。
「大行は細瑾を顧みず」、充分に徹底的に、自己の力を伸ばすように教育いたしませんと、子どもをいたわるツミとなるのであります。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月5日の言葉です。
こういう親は実際に結構います。
それを愛情と勘違いしているのでしょうか。
金髪にしてみたり、モヒカンにしてみたり。
だからといって見た目は普通であればよいということでもないですね。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。
いいところを伸ばすように教育しなければいけませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
自然を畏れる この世の中で、恐るべき威力をもって人を幸福に導き、また不幸に落とし入れるものは、人でもなく、ただの物でもなく、偉大なる自然現象であった。 人が生きる上に最も大きい働きをし、人を生かしてい…
月を見る心 十六夜、立待ち、居待ちと、半月もよく、弦月もよい。糸のような月が高杉の秀にかかった風情は、言葉にあらわされない。 しかし、月のその一面を常に地球に向け、太陽光線を受けて常にその反面が光って…
天の川 庭前に、杉の大木が天を衝いて立つ。未明、冷水、冷水に身を清めて、杉の秀を仰ぐ。降るように星が輝いている。 これほど沢山の星が天地にひろがって、しかも一定の位置におり、動くものは一定の軌道を定ま…
私のための仕事 ある女性は、会社に勤めて、毎日同じことを繰り返している。 もう辞めようと決しての帰りの電車の中で目についた雑誌の記事によって、すべてが我が心の反映であることを読み、電気を打たれたごとく…
その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。 そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。 他にない時、またとない所、そしてそれだけ…