予れ私かにこれを人に淑くす|6月6日のことです。

予れ私かにこれを人に淑くす
君子は沢は五世にして斬え、小人の沢も五世にして斬ゆ。予れ未だ孔子の徒たるを得ざるなり。予れ私かにこれを人に淑くす。(離婁下二十二章)
くんしのたくはごせいにしてたえ、しょうじんのごたくもごせいにしてたゆ。われいまだこうしのとたるをえざるなり。われひそかにこれをひとによくす。(りろうしもにじゅうにしょう)
【訳】
心ある立派な人でも、普通の人間でも、その残した教化や恵みは、五代(およそ150年)もたてば消えてしまうものである。私は生まれるのが遅くて、孔子先生の直接の弟子になることはできなかった。しかし、(その教えを受けた)人々から学び、ひそかに自分の身を修めてよくすることができた。
孟子一日一言、6月6日のことです。
真実は150年以上たっても残っていきます。
それはちゃんと繋いでいくようにしているからだと思います。
論語は孔子様が書いたものではありませんがお弟子さん達がその言語録をまとめていったものです。
伝えていくことが大事なんですね。
今日も一日がんばります。